私は、家で小さなペットを飼っている。
なついているのか、なついていないのかは、よく分からない。
ただ、可愛い仕草やふるまいをするので
見ていると楽しい。
彼は、穏やかなふるまいをするのだけれど、
そのふるまいを見ていると、自分自身の心が落ち着くのが分かる。
私は、比較的、多くの動物たちと触れ合って生きてきて、
動物たちには、「とても助けられたなぁ」との思い出がある。
気が滅入るとか、気が立つとか、
私の人生においてそのような事はたくさんあったのだけれど、
動物たちを見ていると、気持ちが楽になったり、気持ちが軽くなったりと
様々な恩恵を受けていた事が分かる。
今飼っているペットは、何を考えているのか分からない仕草や
表情をするので、私も「何を考えているのかなぁ」と色々と思案する
のだけれど、「結局、何を考えているかそれが分からない」、そんな所が
可愛いらしい。
また、そうであったとしても、彼はとても穏やかな気質の持ち主なので、
「私もそんな気質であれば良いなぁ」と、そんな事を思う。
気質や性格とは、その人固有の特徴でもある。
私は、人の気質や性格というのは、たった一人では
「そんなに大きく変えられないものだなぁ」とも思うのだけれど、
動物を見ていると自分自身の気持ちがとても穏やかに変わるので、
「ああ、こんな形で気持ちの変化が起こるものなのか」と、特に、
自分自身の気質の変化に関して、とても驚いたりもする。
私は、色々なきっかけや原因により、体調に変化をきたすのだけれど、
相手方の気質や性質、そんなものも身体に確かに影響を及ぶす要素の一つ
なんだという事が最近分かりだして、「なるほどなぁ」と感心する事が多い。
私の人生には様々な事が起こったけれど、ここまで確かに生きてこられた。
その中に、私が飼っていたペットの影響は確かに存在している。
そんな彼らや彼女たちの影響は、
今でも心の中に大切なものとして残っている。
今も、そんな事を思い出しながら、彼をそっと眺めている。
