考え方のコツについて

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「証明には流れが存在している」と

よく言われるのだけれど、この流れとは、

ワンステップごとの「自然な結びつき」のことだと

私は解釈している。

 

この「自然な結びつき」とは何かと言われると、

ワンステップごとに生じる「必然的な理由」のこと。

 

例えば、公理とか定義とか定理、前提条件とかは、

階段を一段降ろす時の「理由」になり得る。

 

また、証明する時にどのような手順が

有効かは分からないですが、よく使う手順について

まとめてみました。

 

参考にしてみてください。

 

定理を使う

前提条件を使う

展開する

展開させたい文言を切り替える

言い換える

別の記号で置き換える

数式どうしを合成する

排中率を使う

場合分けを使う

 

定理を使う

 $p \Rightarrow q$ という証明のステップの中に

$p^{\prime}$という文言のステップが生じたとする。

 

この時、$p^{\prime} \Rightarrow q^{\prime}$ という文言が証明済みであるならば、

 $p^{\prime}$の次のステップに直接 $q^{\prime}$ を置くことができる。

 

ある定理 $p \Rightarrow q$ の証明のステップの中で、

証明済みの別の定理 $p^{\prime} \Rightarrow q^{\prime}$ を利用したい場合

大半が、$p^{\prime} \Rightarrow q^{\prime}$ である時の具体例や、文字や数字を

変化させたものであることが多い。

 

 

前提条件を使う

条件設定がなされている証明すべき文言は、

証明のどこかで、その条件を使用しないと証明すべき文言が、

証明できない。

 

逆にいうと、「その条件を設定することで、

ある文言の証明をすることが出来る」から、

その条件が付帯されていると考えてしまって良い

と思う。

 

従って、条件設定がなされている証明すべき文言は、

その条件を証明のステップのどこかで使うことが必要になる。

 

「どこで、その条件を使用するか」は、

証明すべき文言によるのだけれど、そのことは、

証明に慣れてくると徐々に分かるようになる。

 

展開する

あることが言えた時、

次にどのようなことが言えるかを

考える。

 

例えば、「$A$」が言えたとする。

 

この時、何が言えれば

「$B$(次に言いたいこと)」なのかを考える。

 

$A$ を言ったことから展開させるので、

$A$ に関連することや$A$ を示したことから

言えることを$B$ に置く。

 

「$A$ が言えた」ことから、次々と言えることを

引き出していくイメージ。

 

また、$B$ を示した後、もし$C$ と展開させたい時も同じ。

 

$B$ に置いたことから関連することや

$B$ を示したことから言えることを$C$ と置く。

 

どこまで言いたいことを引き出していけば良いか、

また、結論へ帰着できるかは、証明に慣れてくると

徐々に分かるようになる。

 

 

展開させたい文言を切り替える

$A$ から展開させたい(引き出せる)文言が、

2つ3つ出てくるとする。

 

この2つ3つを証明のステップとして

活用することがある。

 

例えば、

$A$ である時

$B$ である. __

 

また、$A$ である時

$B^{\prime}$ である. __

 

従って① ,②より

$C$ である.

 

とすることはある。

 

この時、$A$ から引き出した$B$ と$B^{\prime}$ は、

同じ高さのステップにある文言でもある。

 

故に、どちらが上でどちらが下でと

決められないけれど、紙に書く以上どちらかを

下に置いて書かざるを得ない。

 

また、このこと(2つのステップを引き出したこと)に

どんな意味があるかというと、$A$ から引き出した「ステップ$B$」と、

「ステップ$B^{\prime}$」を組み合わせたり、2つのステップが言えることで、

初めて言えることがあったりもするので、そのことから

別の文言を引き出したりもできる。

 

そすることで、求めたい結論へ

帰着させることができる場合がある。

 

言い換える

「〇〇である時」と書かれていた時、

この文言が、記号で言い換えられるかどうかを

試してみたり、ある記号の表記を別の言い方で表せないか

確認したりすることがある。

 

この時、「〇〇である時」が記号で置き換えられると、

その後の操作が若干楽に、そして見やすくなる

 

また、記号同士の変換においても、

「この記号は別の形で言い表せないか?」と考えることで、

数式そのものに変化がつけられる。

 

そうすることで、結論へ帰着させることが

できる場合がある。

 

別の記号で置き換える

 

ある値や記号に、別の何らかしらの記号を

当てがうイメージ。

 

具体的に、$A=B$ というような式があったとして、

そのうちの$A$ が$A$ のままじゃ上手くいかないとか、

その後の展開ができないとか、そのような時に有効な手順。

 

例えば、そのような時に、$t=A$ と置くとする。

 

そうすれば、$t=A$であることから別の展開を

作ることができ、また、$A=B$ に $t$ を代入することで

$t=B$ とすることもできて、そのことから、求めたい結論へ

帰着させることができる場合がある。

 

数式どうしを合成する

ある数式にある数式を合成するイメージ。

 

具体的は、数学の学習で習う代入のこと。

 

このことは、私の好きな分野において、

とてもよく使う技術。

 

排中律を使う

2つの分岐に分かれたルートを証明する技法。

 

2つの分岐に分かれたルートを証明する場合、

求めたいルートではなく、間違っていそうなルートへ、

わざと議論を展開させる

 

そうした時、矛盾することが言えるのであれば、

求めたいルートが正しいと判断できる。

 

場合分けを使う

ある文言について、そのままでは

うまく証明ができないといったケースが

生じるとする。

 

そんな時に、部分ごとに分解して証明すると、

うまくいく時がある。

 

そんな時の証明手法を場合分けという。

 

場合分けして証明した部分ごとの

パーツは、後でまとめて一つに合わせる

こともできる。

 

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