証明手順のいろは 未分類 2026.02.17 初めに 「証明のヒント」で 「ステップごとに証明を分解すると問題が解きやすいよ」と 言ってみたものの、どう解くと良いのか、どう分解しているのかが、 いまいち自分でも理解できていないので、うまく言語化できるか 試してみました。 私が好きな分野の私なりの証明手法なので、 すべての分野で通用するかどうかまでは分かりませんが、 「知っておくと、お得」と思います。 ・仮定と結論について ・前提条件について・証明における主だった3つのパターン ・直接法 ・待遇法 ・背理法 仮定と結論について 仮定とは、証明の出発点、よく「$p$」と置かれる。 結論とは、証明の終着点、よく「$q$」と置かれる。 証明とは、「$p \Rightarrow q$」までの一連の流れのこと。 ちなみに、大学の数学の授業では、「$p \Rightarrow q$」とは書かれていない。 文章で書かれている。 ゆえに、どこが仮定か、また結論か、知りたければ、 書かれている内容から、文節を丁寧に読み解く必要がある。 例えば、仮定であれば「$p$である時」とか、 「$p$ならば」とか、「$p$であれば」などと書かれている。 結論は、「$q$である」などと書かれている。 この時、「仮定がこれ」、「結論がこれ」、 と判明しさえすれば、あとはパズルの要領で 解くことができる。 個人的には、どこが仮定で、どこが結論かを 見定めることが、とても難しいと思う。 前提条件について 前提条件とは、ある定理が存在している時、 その定理が成り立つための条件のこと。 「○○である時」とか「これを条件として」とか 色々な書かれ方がなされるのだけれど、このことがないと その定理が成り立たない。 つまり、その前提条件は、ある定理を証明する際、 その証明の中のどこかで使用しなければ、その定理が成立しない ことを意味する。 証明における主だった3つのパターン 証明手法の種類について、自分自身でもいまいち 自信がなかったので、OpenAI(ChatGPT)で調べてみました。 証明における主だった3つのパターンとは、 直接法、対偶法、背理法というもの。 このほかに、数学的帰納法という証明手法があるそう。 これはこれで、独立した証明手法であるらしい。 この3つの証明手法+α(アルファ)が 主要な証明手法だとのこと。 直接法について 直接法とは、「$p \Rightarrow q$」を証明する時、 $p$ から$q$ までの間をコツコツと埋めていく方法。 イメージで言うならば、 階段を一段一段、降ろしていくイメージ。 一例ではあるのだけれど、 イメージとして描くと、こんな感じ。 具体的な解き方については、 こちら 対偶法について 対偶法とは、「$p \Rightarrow q$」を証明しようとする際、 仮定と結論を否定して、かつ、証明の流れを 逆向きに変える方法。 なんでそんなことをするのかというと、 前述の方法(直接法)で解くことが難しい時が あるから。 ちなみに、「$p$の否定」とは、「 $\neg p$ 」とか「 $\bar{p}$ 」 とか、 色々と書かれ方があるのだけれど、意味合いとしては 「$p$でない」ということ。 「$q$の否定」も、「 $\neg q$ 」 とか 「 $\bar{q}$ 」とか、 色々と書かれ方があるのだけれど、意味合いとしては 「$q$でない」ということ。 従って、「$p \Rightarrow q$」の時、 「$q$でない $\Rightarrow$ $p$でない」を証明すれば 「$p \Rightarrow q$」を証明したことになる。 個人的な覚え方としては、 「否定して、否定して、ひっくり返す」 また、証明の流れに関しては、直接法も 対偶法も同じ。 証明の流れに関して、一例ではあるのだけれど、 イメージとして描くと、こんな感じ。 背理法について 背理法とは、結論を否定して矛盾を導く方法。 ということは、証明するより先に 「結論を否定すると、どこかで矛盾していそうだな」 と思わないといけない。 つまり、論をこねた少し先を推理するわけで、 そのことが比較的難しい。 証明の流れに関しては、こんなイメージ。