小さな変化をコツコツと続けていくと、
大きな変化へとつながる、「それは本当らしい」と、
近頃私は感じる。
コツコツと変化させた長い道のりは、
思いもかけないほど綺麗な景色を見せてくれたり、
さまざまな人や物との関わりを作ってくれたりもした。
ふとした瞬間、今まで起こった出来事が関わりを露わにし、
ちょっとしたきっかけから、物事の理解が深まりもした。
ただ、今でも人との関わりにおいて、
とても苦しくなる事もあるのだけれど…。
「答えや可能性がどこにあるのか?」、
それは色々と試行錯誤をしてみないと分からない事
なのかもしれない。
特に、長い道のりを歩いていると、ほんの小さな変化が美しく感じたり、
些細な事柄から、思いもかけない温もりを感じたりする事もある。
小さな諦めや後悔を感じることもあるけれど、
大きく変化させた道のりが何を物語っているのだろうとも考える。
「出会った人との繋がり」や「今までどう生きてきたかといった生き方」は、
その人の表情として、とても大きな影響を人生に与える。
私は、「何にも乱されず、何にも束縛されずに、自由に生きてみたいなぁ」
と夢想する。
夢の中で、さまざまな物語や人との出会いが展開されるように、
「この宇宙をゆったり泳いでみたいなぁ」と思ったりもする。
小さな小さな人生というちっぽけな時間の中に、何故私は
生きているのか、何故生あるものは、この一生という長い長い道のりを
歩んでいかなければいけないのか、それがいつか分かる日が来れば
いいなぁ、なんて思っている。

