私の考えごと(note用)

私の考えごと(note用)

過去と未来

過去とは、何処に、どのように生じるものなのだろうか? 「今、私がここにいる」という時、過去は今とは別の場所にある。 私の過去は、今よりもっと昔のある時点に存在している。 全ての過去が、今、現在と繋がっているかどうかについては分からない。 け...
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私にとっての救いについて

記憶の断片を手繰り寄せ、意味のある物語に作り上げる。 どうやら私には、その能力があるらしい。 どこでどう間違って今の人生になってしまったのか、どこでどのような選択をすれば今より良い人生になったのか、それは分からない。 多くの人の願望が私の願...
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日常が終わる瞬間

私にとって、布団に入って寝入る瞬間はとても興味深い。 特に、夢を見ている時間の中、論理的整合性が取れていないのに、その世界が当然であると思っている感覚、それは、夢の中では「奇妙だなぁ」とも何とも思わないのだけれど、夢から覚めてみるとやっぱり...
私の考えごと(note用)

言葉とその意味について

ぱしゃっ、と写真を撮る。 その時撮った写真には、「その人の思い出の景色」や「楽しかった出来事」が映し出されている。 「写真である」という事は、「現実とは違う」という事で、現実の中の移ろいゆく出来事のほんの一部が、移ろわずに写真という固定され...
私の考えごと(note用)

淡い文章表現

白と黒、対極に位置する色同士をはっきりと混ぜ込まない。 それは、日本人の中にある、少し変わった特徴であるのかもしれない。 近頃私は、しなやかな表現、淡い文章、そんなものが描ければなぁと試行錯誤している。 何かを批判するような文章ではなく、誰...
私の考えごと(note用)

吐く息の白さや風の冷たさ。 朝早く起きると、空はまだうす暗く、街が静まり返っている。 肌にあたる冬の乾いた空気を感じると、何故か人恋しさを覚えるのは、そんな昔の記憶が蘇るからだろう。 人がいる事の温もりや、友と過ごした大切な時間は、かけがえ...
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読書の効用

本を読むという行為は、私にとって、とても楽しい。 さまざまな知識を得られるという事以外にも、読書の効用はたくさんある。 自分自身を律したり、息抜きをしたり、はしゃいだりする時にも、読書というものは使える。 また、読書をするという事は、その本...
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考えるという行為と素潜り

考えるという行為と素潜りは似ている。 何かに没頭し、ある物事を理解し、何らかしらの結論を得るまで試行錯誤する。 もし、その一連の行為を頭の中で行うのであれば、それは考えるという行為だろう。 考えるという行為を行なっていると、特に何かを理解し...
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周囲を観察する眼

観察する事が、人より得意だと感じる事がある。 私は生来、何か主体的な行動を取るのが得意なタイプではなかった。 その代わりに、幼少期の頃から、何故か目の前を通り過ぎる物事がくっきり見えたり、物事の背後にある理由が理解出来たりした。 その事は、...
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意志について

私には、自分自身の意志とは無関係に「何かに突き動かされてしまう」という経験がある。 生来、私は、宇宙の事を考えたり、物事の仕組みを考えたり、何かに没頭して忘我するという事が、ままあったりする。 そのような時、自分自身とはおおよそ関わりのない...