おまけ 考察日誌2 2025.07.272025.08.01 今の議論を一般的に行なってみる。 今、求めたいのは、「速度$v_B$で飛んでいる何か」が 「速度$v_A$で飛んでいる物質」の位置に見える時「時の巻き戻り分」が どれくらいかという事。 従って、「時の巻き戻り分」を$\Delta t$と置けば、 $\Delta t =\cfrac{\Delta\alpha}{v_B}$で求められる。 この時、$\Delta\alpha$をまず求めなければいけないが、 $\Delta\alpha$は「青い四角形が通った道のり」から「緑の四角形が通った道のり」を 引いたものである。 また、 青い四角形の通った道のり=青い四角形の速さ$v_B ・ t$ 緑の四角形の通った道のり=緑の四角形の速さ$v_A ・ t$ であり、 $\Delta\alpha=v_B ・ t-v_A ・ t$ $\Delta\alpha=(v_B-v_A) t$ と求められる。 従って、 $\Delta t=\cfrac{\Delta\alpha}{v_B}$ $\Delta t=\cfrac{v_B-v_A}{v_B}t$ これが、「速度$v_B$で飛んでいる何か」が 「速度$v_A$で飛んでいる物質」の位置に見える時の 「時の巻き戻り分」。 従って、 「緑の四角形の通った道のり」は、「青い四角形の速さ$v_B$」を使って $v_A t=v_B(t-\Delta t)$と表せる。