初めまして、パフと申します。
日々の健忘録として、日記がわりにnoteをつけていこうと思っている所です。
科学に興味があり、小さな頃は科学者になる事が夢でした。
夢のスケールで言ったら、とても大きい夢です。
今、科学で扱われている領域はとても小さいものだそうで、
光一粒を扱うための学問があるのだそうです。
私が、おたまじゃくしを見ていてふと思った事は
その、とてもとても小さな光一粒の行く先の話だったりします。
「その一粒の粒子がどこへ行くのか?行き先はどこなのか?」
をぴたりと言い当てるのは、かなり難しいようでして、
私自身調べてみた所「その事自体扱えないよ」という
理論があるようなのです。
届け先にきちんと届けたいのに、届け先に届かない粒子、
届け先があるのに、届けたい場所にきちんと届かない手紙、
のようでとても詩的だなあと思っていたんです。
ただ、光が届く先には何か理由があるようで、
その場所を確認すると、縞模様のパターンが現れるらしいんです。
光の届く場所と届かない場所…何故そのようなものが生まれるのか?
この事を理解した人は今までいないそうです。
光の行き先には正体不明の理由がある。
それは私にとって、とても魅力的な疑問でした。
その疑問が、おたまじゃくしを見ていたら
ふと解決したような気がしたのです。
おたまじゃくしには「光があたっている」から
おたまじゃくしとして見えている。
「光がこちらに届いている」からこそ
物は物としての輪郭をおびる。
「光はこちらに届いている」という事実が
私にふと、疑問の解決の糸口を与えてくれたような気がしました。
「太陽の光がこちらに届いているからこそ、物は見える。
しかし、光がこちらに届いているなら、太陽自体は見えないのではないか?」
「では、光はこちらに届いているのに、何故、太陽は見えているのか?」と…。
その事に対する私の答えは、とても単純で
「太陽が、太陽を照らす光をこちらに届けている」
つまり
「太陽が、太陽自身を照らしている」
という事ではないかと思うのです。
という事は、つまり太陽は
「自分自身を照らす光」と「周囲を照らす光」
の2つの光を出しているという事なのだろうと。
もし、この事が一粒の光の粒子において成り立つのであれば…。
光の届け先を光が導いている?
…なんて思った事を、書きとめておこうと思うのです。
マクロな世界には、因果律というものがある。
物が落ちるという事には、れっきとした理由がある。
物が落ちるのは、地球には重力があり、
その重力が、物体の質量に作用した結果である。
その結果、物が落ちる。
また、物が落ちるという事を、
質量によって出来た空間の歪みに沿って
物体が運動しているとみなす事も出来る。
その別の見方においても、因果律というものは崩れない。
では、ミクロの世界ではどうなのだろう?
ミクロの世界では、因果律は成り立たない。
光一粒の行き先でさえ、正確に述べる事が出来ない。
その事を確かめるための
2重スリットの実験という実験があるらしい。
この実験は、2重スリットを通過した
粒子の行き先を確かめるものだそうだ。
実験の結果分かった事は、
何故そのような結果が生じるのか
分からないという事。
その結果から生まれた学問が、
量子力学と呼ばれるものらしい。
では、ミクロの世界では、
本当に因果律は成り立たないのか?
本当は、「因果律そのものがない」のではなく
「分からない」のではないか?
その事に対する批判は昔からあったようで、
エルヴィン・シュレーディンガー博士の
「シュレーディンガーの猫」というパラドックスが有名である。
もし、前述のように、光の粒子が1点において重なり合い、
光が光の粒子を導いているのだとするのなら、
光の粒子を導いている光は、相対論的効果より
光を導いているという事実を隠しながら存在する事が出来る。
それがパイロット波となり、光の粒子の行き先に寄与する…。
そんな空想を抱いていたりする。
ただそうなると、存在するのは、
コペンハーゲン解釈のような多重に存在する世界ではなく、
2重に重なり合った光という事になる。
もし仮に「光が光っている」として、
「光の先に先行する光がある」としても
私たち側から見れば、たった一つの光である。
ただ、光に導かれている光には、
先行する光が存在する事が分かる訳だから
(何故なら、その光の進む先によって進路変更を迫られる)
その光(導いている光)には、れっきとした存在意義がある。
ちょっと、こんな事を考えてみてほしい。
太陽を、自分の家にある電気器具(蛍光灯とか)に見立てる。
まず、電気を消した状態を作る。
そして、カチッと電気器具の電源を入れる。
その1秒後の様子を観察する。
すると太陽から出た光は、
1秒間に約30万km進む訳だから
1秒後には太陽の約30万km先まで照らされる。

光を先行する光は、さらにその先、
約30万kmの地点まで届く。
という事は、私たちから見れば、たった一つの光であるが、
その先、約30万kmまでの未来の情報がのっている光である。
というより、そこまでの未来に干渉を受ける訳である。
という事を考えていたら、「地球に届く光には、
どれくらいの未来が詰まっているだろうか?」
なんて事が、疑問にわき、ちょっと調べてみることにした。
太陽から、地球に光が届くには、約8分間の時間がいる。
という事は、約8分後、距離にして約1億5000万km先までの
未来に干渉された光を見ている訳である。
光に限って言えば、少し先の未来が、
私たち側から見た光の行く先を決定している。
そう考えると、少し面白い。